審判回避プロジェクト
TwitterTwitcastingFacebookInstagramLogin
352松濤本部前行動2.9/天一国安着宣布のイリュージョン
■先週は家庭連合のワールドサミット及び基元節7周年の記念行事が連日開催されていました。HJグローバルニュースによれば「161カ国の120名の前現職首脳をはじめとする、各界指導者約7000名が参加することで、いつよりも幅広い公論の場が繰り広げられた、ワールドサミット2020!」とのことでありますし、「3万名の祝福家庭と世界の指導者が満場を成す中行われた、聖誕100周年および基元節7周年記念式では、6000年の摂理歴史の感動的なストーリーが孝情文化特別公演として奉献され、一日を1000年のように過ごされた真のお母様の過去7年の孝情が、天宙平和統一国安着式として帰結しました」とのことでした。
「161カ国の120名の前現職首脳」とか「各界指導者約7000名」とか「3万名の祝福家庭と世界の指導者が満場を成す中」とかの数字については割り引いて考える必要があることは言うまでもありませんが、今回の一連の行事のためにかけた費用は相当のものだったに違いありません。
00:35:12河西徹夫/00:38:18細谷夫婦/00:50:33岡村信男/
00:53:27中村惣一郎/00:54:11秋月俊三/01:05:54澤田地平
賞金や人件費、交通費、宿泊費、接待費、食費、会場費、物品購入費、映像記録報道費、芸術公演費、危機管理費等々、莫大なお金が動き、その要所要所では中抜きが行われたり、バックマージンが支払われたり、表面のお祭り騒ぎの陰では、札束が舞う別のお祭り騒ぎがあったことでしょう。
■黙示録には「地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである(18章)」とあります。そしてバビロンの大淫婦が焼かれる煙を見て、「地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである。その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである(18章)」とあります。
私はこの部分を読んでもピンと来ませんでしたが、今回の一連の行事を見て、取引を行った商人、売り買いされた物品、雇われた人間、使った設備、それらに支払われたお金のことなどを考えた時に、なるほど「地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得た」だろうなということが分かりました。
高そうなエメラルド
そして、今回の行事だけでなく、清平の開発から始まって、世界を巡りながら開催した大会全てが、商人達を喜ばせて来たに違いありません。また「その商品」の筆頭に「金、銀、宝石、真珠」があげられています。何千万何億円もする宝石はいくらでもありますから、韓氏オモニの個人的な装飾品にも、結構なお金が費やされているのでしょう。それらは、韓氏オモニが亡びる時に、全て盗まれるのだと思います。
■さて、今回の一連の行事中、最重要の行事は2月6日基元節7周年記念日に行われた天一国安着宣布ではなかったでしょうか。この日、午前9時より清心平和ワールドセンターでこの記念行事が開催され、それは第1部と第2部で構成されていました。普通は第1部で記念行事を行い、第2部でそれを祝賀する文化公演を行う順序になっていますが、今回は第1部の大部分がミュージカルの文化公演であり、その文化公演に連続するような形で韓氏オモニによる天一国安着宣布が行われました。
そして第2部は天地人真の父母様聖誕100周年記念式でした。これは衣装を改めた韓氏オモニが再登場し、世界の各圏域の代表者から礼物を受け、グァテマラのジミー・モラレス前大統領が祝辞を述べる形式のものでした。「聖誕100周年記念式」というのですから、お父様に重点を置いているかと思いきや、韓氏オモニ中心の行事でした。
記念式第1部02
■そこで第1部なのですが、初めに7つの宗教代表プラス李基誠の8名の合水式があり、その後、昨年2月の聖婚記念式で上演された「孝情の夢」の続編のようなミュージカルが始まりました。同じ女優が韓氏オモニを演じ、いくつか同じ歌が歌われました。ストーリーは独生女論に沿っており、イエス様が出会えなかった独生女を迎えるというところは今までと同じですが、今回はさすがにお父様聖誕100周年ですから、お父様を無視することはできずに、お父様との聖婚の場面を織り込み、お二人で真の父母であるという常識的な演出になっていました。
しかし、その後にお父様は天に召されて天の光になられたと続き、韓氏オモニは天と父母の三位一体となり、全てを成し遂げたという展開でした。それからは韓氏オモニの独壇場となり、天一国安着宣布の日を迎える場面に続いていきます。2世達が神アフリカ、神中南米、神アメリカ、神アジアなどを表す隊列を組んで、韓氏オモニ役の前に次々に整列をなし、最後は、One Family Under Godが成し遂げられたという大合唱で終わります。
安着式に出て来る
■そして会場が暗転した中で天正宮がスクリーンに描かれる演出の後に、お孫さん達に先導されて紫のガウンを羽織り、右手に杖を持った韓氏オモニがゆっくりと歩いて舞台中央に出て来ます。韓氏オモニは初めに7カ国の代表及び7つの宗教の代表の合計14名より、玉璽の奉呈を受けます。その後、舞台の中央部分が1メートルほどせり上がり、韓氏オモニはその上で杖をかざして「2020、天一国安着を宣布します」と声を出します。
その瞬間、会場に花火が炸裂し、全体に「グローリグローリハレルヤ」(リパブリック讃歌)の歌があふれ、この間、せり上がった舞台が韓氏オモニを乗せたまま回転します。舞台は2回半回転したところで下がり、韓氏オモニは正面の舞台方向に進み、そこで幕が下りて韓氏オモニが隠れ、式典は終了します。
■これが第1部であり、合水式、ミュージカル、安着宣布の3部構成です。しかし、ミュージカルのストーリーとして描かれたイエス様、独生女、父母様の聖婚、お父様の聖和、韓氏オモニの勝利という流れが、その後の14個の玉璽奉呈、さらに天一国安着宣布へと、違和感なく連続しているのです。ミュージカルで高揚した会場の雰囲気が、そのまま韓氏オモニの安着宣布へとつながり、花火とリパブリック讃歌で大団円を迎えるという構成は、安着宣布のところまで含めてミュージカルだと言いたくなります。
天一国宣布02
実際に、14個の玉璽奉呈に表現された7カ国及び7つの宗教が復帰されたという設定はフィクションなのであり、何の実体もありません。安着宣布そのものがイリュージョンなのです。初めにミュージカル公演を持って来て、その最後で韓氏オモニが世界復帰を成し遂げたと盛り上げ、その勢いのまま安着宣布につなげるというイメージ操作をしています。まさしく、韓氏オモニをお父様と一体であると嘘をつき、全食口を錯覚に陥れている詐欺師の手口そのものだと言えるでしょう。
■この安着宣布の時に韓氏オモニは頭にティアラを載せています。2013年2月22日の天一国宣布の時には杖を持ち、紫のガウンを羽織り、大きな王冠をかぶっていました。これに比較してみると、杖と紫のガウンは今回新調していますが、同様の出で立ちです。しかし、王冠に比較するとティアラは小ぶりで全く印象が変わっています。なぜ、王冠ではなくティアラなのでしょうか。エルダーさんは以下のように話していました。
□ティモシー・エルダー:彼女は完成期の祝福式を挙行するはずで、他の男とするでしょう。イエス様になるのか、幹部の中の一人となるのか、よく分かりません。しかし、この行事が多分1月25日から始めて12日後の間に挙行されると考えられます。多分2月6日ぐらいでしょうか。私が正しいか間違っているかは一度見守ることにしましょう。(2020.1.16)
基元節王冠比較02
■エルダーさんのこの話は突拍子のないものでしたが、ティアラは結婚式の時に用いるものであることを考えれば、韓氏オモニはこの時、完成期の結婚式を挙げたのではないかと推測されます。ミュージカル進行中に第3次の結婚式を誰かと挙げたのではないでしょうか。2003年2月6日に挙行された第2次の聖婚式の記念写真をみれば、韓氏オモニの頭にはティアラが載っています。だから、今回のティアラも結婚式を挙げた証拠であるということができます。
韓氏オモニは自分が女メシヤであることにいささかの疑いもありませんので、その結婚式を公表したいはずです。しかし、幹部連中は絶対に秘密にしておきたいでしょうから、韓氏オモニを必死に押さえ込んだはずです。その葛藤の中で、韓氏オモニは無言の主張として、自分の頭にティアラを載せたままにして、天一国安着宣布に臨んだと考えられます。天一国安着宣布は7カ国と7つの宗教からの玉璽奉呈を外的な条件とし、第3次の結婚式を内的な条件として行ったと見ることができます。
お伺い書02
■光言社元職員の中村仁史さんは教理研究院が書いた「お伺い書」の存在を明らかにしました。この文書の存在は家庭連合のお父様への反逆を証拠づける決定的なものです。同様に、韓氏オモニの第3次結婚式の写真が存在するとすれば、それは韓氏オモニのお父様への反逆を証拠づける決定的なものになります。次はその写真を暴露してくれる人が必ず現れることでしょう。